冴えないクロスバイクの育てかた

クロスバイクブログ

Verza SpeedオーナーがFELT Verza speed 40 2021モデル独断と偏見で。

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2021油圧ディスクブレーキクロスバイクを独断偏見第3弾です。

今回は僕も現在乗っている、FELT Verza Speed 40です。

今年からベルザスピードも遂に油圧化しました!

今までは機械式ディスクブレーキ…

一応FELTの上級グレードなんだから、そろそろ油圧化しようぜっ…って思ってた矢先に2021モデルが発表され、大興奮でした!

それではベルザスピードオーナーでもある僕の意見を入れつつ紹介していきます。

 FELT Verza Speed 40

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https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/verza_speed/

見た目

正直ベルザスピードオーナーの自分でも、このかなりのスローピングしたフレームは好き嫌い別れるかなぁとは思います。

画像のフレームサイズは51なのでスローピングがかなり強いです。というかシートステイと角度同じってすげぇ。

僕のベルザスピードはフレームサイズ54なので、よく見かけるくらいのスローピングに留まってます。

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僕はこの54サイズの弓なりのフレームのデザインをすごく気に入ってます!

僕の2019モデルと最新の2021モデルでフレームジオメトリが変わらないので、54サイズを買えばこの綺麗な弓なりのフレームが手に入ります!

あっ、ちなみにこのスローピングの強さはちゃんと理由があり、あえてシートポストを長くすることで振動吸収性を向上する狙いがあるようです。

折角ならこの技術+カーボンシートポストをつけた上位マシンを作って売ればええのに…SUPER快適号。割と僕も装着しているカーボンシートポストがしなってるんじゃないかって感じはあります。多分プラシーボ効果

あとFELTといえば「溶接」ですよ。

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ビードの乗せ方が上手い…

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他のメーカーだと、「この溶接微妙だなぁ」とかありますが、FELTはどの個体も綺麗なビードです。

剛性、快適性

剛性は同価格帯だと普通くらいです。

公式HPでは「シートステーのパイプ径を25%ダウンさせ、積極的にシートステーをしならせる技術を採用」といっています。これはFELT FRシリーズのロードバイクで得た技術を使っているようです。

乗り心地がいい理由の一つはこれですね。

ただこれだと剛性を犠牲にしているように見えます。

でも実は踏んで剛性ないなぁとは感じません。

これはフレームの場所によってアルミの厚みを変えて、軽さと剛性を稼いでいるのが一つの要因です。「Superlite buttedアルミニウム」というそうです。かっこいい。

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あと、ダウンチューブとシートステーの間のBBが収まる部分の溶接部分で、剛性を稼いでいるのも要因だと思います。ダウンチューブの太さを上手く生かしています。

この部分は凄く剛性ありそう。

コンポーネント

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https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/tourney/FD-TY710-TS3.html

 

フロントディレーラーはTouney3速、リヤディレーラーはAltus8速です。定番ですね。

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シフターもAltus3×8。シマノのシフターは壊れないし、使いやすいってのがいいですよね。

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クランクはSR Suntour製のものですね。僕もこのクランクがついてきましたが、変速性能は悪くはないですね。ちゃんと変速します。

チェーンはKMC製。僕はKMC推しなのでいいと思います。

BBは普通のスクエアテーパーですね。スクエアテーパーBBは相当いいものを買わない限り、大きな性能差はないです。

ホイール

これは前に実店舗で見た時気づきましたが、僕の2019モデルとの違いはステッカーの有無ですね。

DevoxというFELT系列のメーカーのホイールです。ちなみに重い…

推定ですが、計算したとき出てきた数字は2318g。重いなぁ…

まぁディスクブレーキ車ならホイールの選択肢が多いので、ここは屈せずに!

ブレーキ

ここはFELT頑張ってくれました!

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https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/acera-m390/BL-MT200.html

https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/altus-m370/BR-UR300.html

6万円台でシマノ製油圧ディスクブレーキです!

安心と信頼のシマノはいいぞぉ…

ブレーキパッドの交換も簡単なうえに、パッドはamazonだろうが街の自転車屋だろうがどこでも手に入るのがまた良い…

タイヤ

ここも進化しています!

僕の2019モデルはVittoriaの大物看板の癖に、片輪580gのワイヤービード激重タイヤ…

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対して2021モデルには、価格帯が一気に上がるケブラービードの片輪420gの軽量タイヤ!

片輪だけで160gも変わるとなると、走行性能の差は桁違いです!

加速感が劇的に良くなります!

いいなぁ2021モデル…

重量

重量は11.9kg。Vブレーキモデルが11.5kgなので、重量増はかなり抑えられているんじゃないかなと思います。

ハンドル

これあまり注目されてませんが、Verza speed 40とVerza speed 50でフレームのみならず、ハンドルも差別化されています!

フレームと同じ、部分ごとにアルミの厚さを変える技術がVerza speed 40のハンドルにも使われています!

完成車で快適性を色んなパーツを使ってパッケージングしているのは改めてすごい。

サドル

サドルはセラロイヤルのゲル入りサドルです。

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ゲル入りサドルでも比較的シュッとしたデザインでいいですね!

セラロイヤルのゲル入りサドルは蒸しパンみたいな柔らかさで快適性は抜群です。

最後に

Verza speed 40 2021モデルいかがだったでしょうか。

2019モデルでビッグマイナーチェンジに踏み切ったベルザスピードは、2021モデルで油圧化を果たし、どんどん熟成の域に達しつつあります。

日々の通学通勤で、どこか体が痛くなる…乗り心地の悪さに敬遠してしまう…

そんな悩みを解決しつつ、速さを犠牲にしない。

そこを突き詰めつつ、手ごろな価格帯で完成車を作り上げた完成度の高いクロスバイクだと思います。

Verza speed 40。いかがでしょうか。

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シャープな見た目でもっちり触感のサドル Prolorogo Kappa evo pas

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サドルがえぐれやがった…

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僕が気に入って使っていたセラロイヤルのLOOK INのサドルに穴が開きました。

そこでProlorogo Kappa evo pasを購入しました!

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そこで今回はこのサドルの購入までの経緯とインプレをしていきます。

目次

 

購入までの経緯

幸い穴からゲルがドバドバ出て尻がベットリ…という生きてて遭遇したくないシチュエーションは避けましたが、えぐれた部分は見栄えが良くない…

あとこの厚めのサドルはちょっとスタイリッシュさに欠ける…

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先端も下にカバーがついているせいで余計に太くみえる…

のちのち下のカバーをプラ板で自作したことによってちょっとシャープな見た目になりました。

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ただ、クッションの厚さは誤魔化せないっ…

でもスタイリッシュなサドルってクッション性が皆無…

とてもレーパンを履かない自分が跨げるモンじゃない。

尻の痛みをとるかクロスバイクの見た目をとるか…

ま、僕は両方取りに行くんですけどね。

 

ここで僕が検討していたサドルは三種類ありました。

検討していた三種のサドル

1、SELLE ROYAL R.e.med

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僕が今まで使っていたセラロイヤルのサドルです。

これは僕が組んだ友達のロードバイクにつけて、実際に跨がせてもらいました。

かなり柔らかクッションです。

柔らかクッションの割に、見た目もそんなに悪くありません。

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友達のロードバイク。かっこえぇ。

今使っているサドルと運命の出会いをしなかったらこれ買ってたかもしれません。

2.SELLE ROYAL R.e.med2

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 R.e.medの後継種。

こいつはr.e.medより硬めのクッションです。

まぁ普通のロードバイクについてくるサドルよりは柔らかいですけどね。

これフィジークのアリアンテとかアリオネに似てるなぁって思ったら、セラロイヤルのレーシング部門がフィジークのようです。

ショップで手に取って触ったけどこれもレーパンなしで使えそう。

3.Prologo Kappa evo pas

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今回僕が購入したのはこのサドルです。

横から見てもかなりクッション部分が薄いサドルです。

見た目はホントにかっこいい。ただ、これはショップで触ることなどはできず、ネットのレビューを頼りに買いました。

先人の方々…ありがとう…

この見た目でクッションが柔らかいんです。実際手元に届くまで半信半疑でした。

 

インプレッション

丁度僕のクロスバイクの紹介記事のために諏訪湖をまわったのでそのときの感想を紹介します。

1.座り心地

今までのセラロイヤルのサドルはゲルで沈み込むので、面で尻全体を支えているサドルでした。

しかしKappa evoは丁度座骨の部分だけを面で支えてくれます。

サドルとの接地面積が減るので痛くなると思いきやクッションの柔らかさ、更に座面がしなるので、快適そのものです。よき柔らかさ。

2.漕ぎやすい

ロードバイクの完成車についてくるサドルは100万だろうが10万だろうが硬いです。

よく硬い理由は柔らかいとパワーロスがぁ…とかペダリング効率がぁ…とかあります。

サドル変えるまでは全然気にしてませんでしたが、結構変わります。

ペダルを回しても座骨の位置が安定するので、ペダリングしやすいです。

更に上りなどの踏み込みの強いときに座骨が安定してペダリングする重要性がよく分かります。漕ぎやすい。

サドルがやけに硬い理由、やっと分かりました。

でもやっぱり完成車のサドル硬すぎって気持ちは変わらないなぁ~

3.穴あきサドルは男に味方

今までのセラロイヤルなサドルは穴あきタイプではありませんでした。まぁサドルがえぐれてある意味穴あきサドル。

この穴がないタイプは長時間乗ってると、痺れてくるんですよ。股が。

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股にじわじわ攻撃を仕掛けるサドル

これいっくら柔らかいサドルでもなります。なんせ前使ってたセラロイヤルのサドルはゲル入りの蒸しパンサドルで痺れるんですから。

でも穴あきサドルは股を圧迫してこないっっ…

非常に助かる。

男だもの。

4.かっこいいいいいい

まぁ、これですよ。

シャープな見た目。

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サイドビューもスタイリッシュ。

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リヤビューもいい。

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リヤライトは加工してつけました。

4.軽いっちゃ軽い

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316gです。これ普通のサドルでこの重量だと普通の重さですが、柔らかサドルでこの重量は優秀です。

セラロイヤルのR.e.med、R.e.med2は330g、なので気持ーち軽いですね。

最後に

このサドルは見た目をこだわる人、尻の痛みに悩む人、サドル沼にハマって色々なサドルを試したい人におすすめです。

もし知人がこのサドル使ってるとかあったら是非またがらせてもらいましょう。

きっと気に入るんじゃないかなと思います。

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ぶっちゃけ軽量化にいくらかけたのよ…

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軽量化。

これは動くものは種類を問わず大きな課題。

僕のクロスバイクも色々と軽量化のためのパーツを使ってます。

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純正で11.7kg+スタンド300g 合計12kgの巨体でした。

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そこから現状スタンド込みで9.4kgまで減らしました。

2.6kgダイエット成功ですね!

そこで今回は実際に交換する前のパーツの重さ、交換した後のパーツの重さ、そしてそのパーツをいくらかけたのかをぶっちゃけていこうと思います。

あ、こまごまとしたパーツは飛ばします。

フォーク

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変更前アルミフォーク 892g

変更後カーボンフォーク 446g

-446gに成功

これ今気づいたんですけど、ちょうど二分の一の重量なんですね。

カーボンフォークすげぇ。

まぁ条件を合わせるとプレッシャーアンカーの重量足さないといけないんですけどね。

+38gなので-408gです。

カーボンフォークはヤフオクで13000円で落札、プレッシャーアンカーは1280円でした。

駆動系

クランク+ペダル
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変更前SUN TOURクランク+ペダル 1079g+228g 1307g

変更後 Shimano FC-6800 52-36T+MKS CT-LITE 689g+332g 1021g

-286gに成功

6800クランクの重量測り忘れた…ってことでシマノHPに載ってたものをかいておきます。

ペダルはプラ製からオールアルミ製に変わったので100gくらい重くなりました。

6800クランクは中古で10000円、ペダルも中古で1600円です。

フロントディレーラー+リヤディレーラー

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変更前 ALTUS FD+ACERA RD 183g+305g 488g

変更後 FD-6800+RD-6800 104g+198g 302g

-186gに成功

さすがアルテグラ軽い。大して形が変わらないパーツでもしっかり軽量に作ってるのがすげぇ。

6800 FDはヤフオクで1200円(激安)、6800 RDは中古で3800円で買いました。

ボトムブラケット

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https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/105-5800/SM-BBR60.html

変更前 RPM スクエアテーパーBB 344g

変更後 Shimano SM-BBR60 77g

-267gに成功

シマノのホローテックはここが強みなんですよねぇ~

BBだけで200強g軽くなるってシマノの技術ホントすごい。

BBR60は新古品を1000円で譲ってもらいました。

ホイール

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変更前 鉄下駄 1143g+1650g ここからディスクローター分220g、スプロケット分255g引いて 2318g

変更後 Fulculum Racing 5 DB 1715g

-603gに成功

うわ鉄下駄ヤバいな…ここまで重かったとは…

ホイール変わって僕のクロスバイクが激変したのはこれが理由ですね。

鉄下駄とはいっても別格の鉄下駄でした。

ちなみにこのホイールはWiggleの正月セール+初購入クーポンで新品なのに16000円で購入。これ絶対赤字だろ…

タイヤ

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変更前 Vittoria RUNDONNEUR 32c 580g×2 1160g

変更後 CONTINENTAL GP5000 28c 240g×2 480g

-680gに成功

Vittoriaは値段が上がると二次曲線的に性能もよくなる印象あるんだよなぁ…

いくらワイヤービードでもこの重さは珍しいんじゃないでしょうか…

しかも重いくせに2か月でサイドカット。ご臨終。

それに比べてGP5000の凄さよ…

GP5000は低走行のものを5800円で購入しました。ラッキー。

ハンドル

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変更前 純正アルミ 188g

変更後 PROCRAFT カーボンハンドル 133g

-55gに成功

費用対効果薄いシリーズ入りました。

カーボンパーツっていかにも軽量化ってイメージあるのにね。

カーボンハンドルは中古で3500円で購入。

シートポスト

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変更前 純正アルミ 306g 

変更後 PROCRAFT カーボン 177g

-129gに成功

費用対効果薄いシリーズその2。

このシートポストは完全に見た目で購入。超かっこいい。

シートポストは中古で3500円で購入。

ステム

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変更前 純正ステム 90mm 137g

変更後 TNI Helium17 110mm 105g

-32gに成功 

これは軽量化ってよりもポジション変更のためですね。

ついでに軽量化もできてお得なステム。おすすめ。

中古で2500円で購入。

サドル

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変更前 SELLE ROYAL LOOK IN 402g

変更後 Prologo Kappa evo pas 316g

-86gに成功

ゲル入りサドルの割にセラロイヤルのサドル軽いですね。測る前はてっきり500gオーバーだと思っていました。

Kappa evoは中古で2800円で購入。傷なしでこの値段はお得。

結果

把握できた軽量化

全て合わせると2770g

おっ、ほぼ合ってるじゃないですか。

まぁホントはブレーキの油圧化で重量増してたりするはずなのですが、他の把握していない軽量化で相殺されたのでしょうね。

 

軽量化により飛んでったお金

総額64700円

ちなみにフォークつけるためにヘッドも購入したり、なんだかんだでもっとかかっているの考えたくないです…

Verzaspeedもう一台買えるお金で軽量化したのがこの僕です。

ま、まぁこの業界自己満が全てですから。はい。

いまのクロスバイクに大満足しているのでオッケーです。

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僕の愛車 FELT Verzaspeed 40を紹介レビュー

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僕のクロスバイクはノーマルのパーツがもう付いていません。

俗に言うフルチューン。言ってみたかっただけ…

そんな魔改造を遂げた僕のFELT Verzaspeed 40を紹介していきましょう。

 

全体像

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やっぱり見た目はノーマルとそんなに変わらん感じです。

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ノーマルのVerzaspeed 40

https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/bikes/verza_speed40_8071/

まぁ見た目が大きく変わる時ってハンドルをドロップハンドルなりブルホーンにする時とかです。

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ドロップハンドルの時のVerzaspeed

やっぱりいかつい。

カーボンフォーク

僕のクロスバイク改造の大きなセールスポイントの一つ、カーボンフォークです。

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カーボンフォーク

純正のフォークはフォーク部分がアルミ、コラム部分がクロモリでした。そのためコラムカットをしてもやっぱり重い…

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脅威の892g

対して僕のクロスバイクに入れているカーボンフォークはBMCのRoadmachine Xに搭載されているフォークです。

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BMC Roadmachine X 2021

https://e-ftb.co.jp/bmc/lineup/1589/

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446g。ディスクロードとまともに戦える軽さ。

グラベル用なのにこの軽さのフォークです。

 

更にこだわりポイントが1 1/8-1 1/2テーパードフォーク&スルーアクスル化です。

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テーパードフォーク化にはストレートコラムに異径ヘッドの装着、スルーアクスル化はスルーアクスル対応のホイールへの交換が必要です。割と大変。

ただその苦労があったからこそ、気に入っている改造のひとつです。

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ヘッドはTOKEN TK036Aを入れています。

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あ、のちのちカーボンフォークは黒に戻すかなぁ。

ホイール&タイヤ

ホイールはFulcrum Racing 5 DBです。

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前後で1715g。これは現行モデルの一つ前のモデルなので少し重いです。まぁリムブレーキ用ホイールとは違って、ディスクブレーキ用ホイールは100gくらい重くなるので仕方ないですね。

ちなみに現行Racing 5は1610g。Racing 3 DBが1660gで上級グレードのホイールよりも軽い、下剋上ホイールになってます。

割と安価なホイールですが、Fulcurumらしい剛性でグングン進んでくれます。

まぁZONDAとかには敵いません…あのホイール凄い。

あとこのホイールのポイントが、アダプターでクイックリリースにもスルーアクスルにも対応できるところです。

これができなかったらカーボンフォーク交換でスルーアクスル化はおろか、そもそもクロスバイクにRacing 5を装着することができませんでした。

ありがてぇアダプターシステム…

ちなみにフロントのスルーアクスルはふつーのものですが、リヤはDT swissのスキュワーを入れています。

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これいれてトルク強めに締めるだけでリヤの剛性変わります。

値段は高めですが、優れモンです

タイヤ

タイヤはCONTINENTAL GP5000 28cです。

最高のタイヤ。

下の記事で紹介しているのでぜひ見て行ってください。

saenaicrossbike.hatenablog.com

駆動系

駆動系はほぼ6800系ULTEGRAです。

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フロントディレイラー、リヤディレーラーはFD-6800、RD-6800です。かっこえぇ。

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クランクもFC-6800。かっこえぇ。最近まで53-39Tのノーマルクランクの6700系アルテグラを使っていましたが、脚筋力の衰えにより52-36Tのセミコンパクトクランクに変えました。

もうおじいちゃん。

5アームクランクのカブトガニも好きだったんですが、やっぱ4アームは現代感ありますね。

ちなみにクランク長は172.5mm。特にこだわりはないけど走りやすいっす。

あとボトムブラケットはSM-BBR60です。105グレードっていう人もいるし、アルテグレードっていう人もいるアレ。

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シフターはSL-RS700。これシマノのHPではでかでかと「105」とグレードを強調している割に、デュラSTIレバーを買わないと付いてこないポリマーコーティングのインナーワイヤーが付属したり、レバーがまさかのカーボン製だったりします。

このシマノで唯一のフラットバー用11sシフター、デュラエースシフターだって僕は信じてます。

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スプロケットはCS-5800。ケチりました。11-28Tしか勝たん。

チェーンはKMCのX11 SL。これマジで錆びない。塩カル地獄の2月の霧ヶ峰も錆びずに帰ってきました。あそこの塩カルはドライルブつけたシマノチェーンで行くと即死です。どう頑張っても錆びる。KMCはなんかメッキかかってるおかげかなぁ。

KMC X11 SLおすすめ。高いけど。

でも所詮チェーンなんて消耗品なので、105グレードでガンガン使っていくのも十分だと思います。

アマゾンのこの105チェーンはコスパ最強。

制動系

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ブレーキは安心と信頼のシマノ

フラットマウントからポストマウントへ変えるアダプターをいれてます。このゴツい見た目は意外と好み。

ポストマウントはフラットバーだとMTB関連で使いやすかったり効きがいい油圧ブレーキが多いので、フラットマウントから脱却しちゃうのもおすすめ。

今はBBBからもアダプター出てきているんですね。

ブレーキキャリパーは世にも珍しい初代SAINTです。そもそもシマノのラインナップでSAINTグレードの存在を認知している人が少ない気がする…

ブレーキホースはフロントがBH-63、リヤがBH-59です。廃盤のBH-63の黒いバンジョーとBH-59やBH-90につく銀のバンジョーは互換性が一応ありました。僕も1年近く油圧ディスクブレーキ使っていますが今のところノントラブルです。まぁシマノの互換表にはBH-63自体そもそも載ってないので、そこは自己責任。

ブレーキレバーはBL-M445。控えめな見た目に惹かれてつけてます。

ブレーキパッドは前後レジンで、フロントはBBB製、リヤはASHIMA製です。BBBのパッドの方が初期制動からしっかり効くのでおすすめ。

軽量化のための小物たち

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PROCRAFT製カーボンハンドル。バーカットして520mm。133g。

ちなみに切った道具は100均のちっこいダイヤモンドやすり。これ5分でカットできる優れもの。

 

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TNI Helium17 110mm。105g。アルミの癖にアホみたいに軽い。そんじょそこらのカーボンステムより軽い。剛性は柔らかくもないけど硬くもないって感じ。

 

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PROCRAFT製カーボンシートポスト。脅威の177g。まぁ軽さより見た目が性癖だったから買った。はい。

 

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PROFILEDESINE製カーボンボトルケージ。超かっこいい。もう「プロファイルデザインのカーボンよ」ってだけで強そうだもん。ちなみにカーボンがうまいことしなってツールケースとか出し入れしやすいので、かなり使いやすい。

 

グリップ類

グリップはERGONのGS1です。

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このグリップが一番快適です。

高いけどその分の良さがあります。手のひらをしっかり支えてくれるんですよ。長距離乗った時の手の疲れ方が全然このグリップで変わります。

あとグリップとブレーキレバーの間にあるのはトグス、もといグットフィンガーです。

ここに親指を引っかけて乗ることに慣れてしまうと、トグスがついてない自転車に乗った時の損失感が凄いです。一度味わったらもう戻れない。

サドル

サドルはPrologo Kappa evo pasです。

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これこの見た目で割と柔らかいです。

あと座面もしなるのでかなり快適。

いつもレーパン履かずに乗ってますがそんなに痛くならないです。あと漕ぎやすいってのもあるけど、そこは個人差あるだろうなぁ。

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重量は316g。重いっちゃ重いけど、純正のセラロイヤルのサドルよりは軽い。

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このサドルは蒸しパン並みに柔らかい。セラロイヤルのLOOKINシリーズはどのサドル使っても尻が痛い…って人におすすめ。重いけどねぇ…仕方ない。

ペダル

ペダルはMKS CT-LITE。

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これ凄い踏みやすい。更に玉当たり調整すると一時期流行ったハンドスピナー並みに空転する。さすがMade in Japan、Made in 三ヶ島。

三ヶ島の「ほぉ~」と唸ってしまうのが、三ヶ島側であえて玉当たりをきつめにわざとしているそうです。その訳は一般ユーザーの手にわたってからしばらく乗った時に回転がスムーズになるよう、きつめの調整にしているんだそうです。

フラットペダル使っている人は三ヶ島のペダル超おすすめです。

コスパすごい。

 

以上でVerzaspeed 40語りは終わりです。

もともとVerzaspeedは速く走るよりも乗り心地などを優先したフレームでした。決してここまで速さへベクトルを向けていじるフレームじゃなかったんだろうなと思ってはいます。笑

ただここまでいじったおかげで純正では味わえない加速感と剛性感を手に入れることができました。

もともとこのブログを始めたきっかけのひとつがVerzaspeedを改造している人のブログが無かったことです。

このブログがVerzaspeed乗り、クロスバイク乗りに役に立てばいいなと思います。

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2021モデル油圧クロスバイクを独断と偏見で。Cannondele Quickシリーズ編

2021油圧ディスクブレーキクロスバイクを独断偏見第4弾です。

今回は新テクノロジーを惜しまないでバンバン投入していく印象のCannondeleです。

Cannondereもクロスバイクリムブレーキモデルを廃止していますね…僕のクロスバイクの常識も更新していかないといけなさそうです。

Cannondereのクロスバイクは、色んなテクノロジーをぶち込んで作りこんだQuickシリーズ、ワルなレフティーBad boyシリーズがあります。

今回はQuickシリーズのみを紹介していきます。

目次

Cannondere Quick 4

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https://www.cannondale.com/ja-jp/bikes/active/fitness/quick/quick-4-c31470m?sku=c31470m10sm

定価72000円

今回も油圧ディスクブレーキ搭載クロスバイクの紹介なのでQuick5はスルーです。

このQuickシリーズは共通してすげぇものが標準装備です。

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GARMIN製のセンサーが標準装備です!

かつてこんな電子デバイスを標準装備したクロスバイクが存在したでしょうか…

スマホに無料アプリをいれることで速度や距離、消費カロリーなども表示できるようです。

ただ、スマホに表示してもポケットに入れてるから意味ない…

ご安心ください。

ステムにスマホを固定できる台座がもうついています!

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ただスマホケースは別売りです…

このシステムは結構有名なSP connectのようです。

日本に正規代理店があるくらいしっかりしたメーカーです。

SP connectのスマホケースは税込み4620円、スマホの背面に両面テープで固定するアダプターは税込み2920円のようです。

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https://www.daytona.co.jp/special/sp-connect/phone-cases/

少し値は張りますが一度買ってしまえば満足間違いなしですね~

このスマホが自転車に取り付けられるアダプターは自転車側にもつければ、Cannondele Quickシリーズに乗ってなくても使えますね~

僕はTopeakのアダプターシステムを使ってますが、正直使いずらい…

このアダプターに交換しようかなぁ…

僕は3年前のVブレーキモデルのQuickシリーズに乗ったことがありますが、そのころから35cのタイヤを採用していたこともあって、出だしはもっさりしていた印象がありますね…完成車につくタイヤが重いのは仕方ない…

でも巡航は無理なくこなせるクロスバイクでした。

ただ僕が乗った3年前のモデルはリヤ8速、フロント3速の伝統の構成でした。この構成はどうしても重い…

ただしこの2021モデル。この価格帯で攻めたコンポ構成です。

フロント×リヤが1×9でコンポメーカーがmicroshift。

昔のmicroshifftは僕いいイメージないんですよね…microshift製のシフターを使っていた時、内部パーツの変速時のストッパーを担っていた板が強度不足で折れて享年5か月…

まぁ近年の技術の進歩は侮れないので、多分大丈夫だとは思います。

このフロントシングル化はかなり軽量化ができているハズです。

あと油圧ディスクブレーキはTektro製ですね。

シマノパーツをここまで使わないのは珍しい…

Quickシリーズのすご推しポイントはQuickシリーズすべてにテーパードフォークを採用しているところです!

今まで最廉価グレードからテーパードフォークを採用しているクロスバイクは見たことありませんでした。

ロードバイクMTBで培った技術をためらいなくガンガン入れていく…Cannondereならではです…

テーパードフォークはフロント周りの剛性アップによく効くアイテムです。

このクロスバイクは「Quick」の名前に恥じないポテンシャルがあると思います。

 

Cannondere Quick 3

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https://www.cannondale.com/ja-jp/bikes/active/fitness/quick/quick-3?sku=c31300m10sm

定価85800円

こいつ…「俺の考えたさいきょぉーのくろすばいくぅ」を純正でやっちゃってます。

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「カーボンテーパードフォーク+フロントスルーアクスル」

 

saenaicrossbike.hatenablog.com

えっ…遂にクロスバイクにも完成車でスルーアクスル採用しちゃったんですか…

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すげぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!

これやるとホントにフロントの剛性上がります。しっかり体感できる構成です。

更にカーボンフォーク。軽さと剛性を両立した構成ですよ。すげぇ。

僕が2万くらいかけてやった改造をこいつ純正でやってきているんですよ…

しかもブレーキホースもしっかりフォークに内装しています…

かっけぇぇぇ……

もし予算8万だけどちょい頑張ろうと思えば頑張れる…って人はこれ買いましょう!こいつぁすげぇクロスバイクっす。

リヤはALIVIO9速、フロントACERA2速。Shimano製でしかも豪華構成。まぁクランクがProwheel製なのはご愛敬ですねぇ。

油圧ディスクブレーキはTektoro製…ここはシマノにして欲しい感はあったかなぁ…

まぁここでも面白いのはディスクローターがフロント160mm、リヤ140mmなんですよね。普通のクロスバイクなら前後160mmなので、ここにもこだわりがあるんでしょうね。160-140の構成はロードバイクでたまーに見ます。

あとQuick3にもしっかりGARMINセンサーとステムにスマホマウントがついています。

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これは嬉しい。

クロスバイクの改造ベースにも、まるっきりノーマルでもガンガン楽しめる一台です。買える人はこれを選ぶべきです。

 

以上でCannondere Quickシリーズ編は終わりです。

Cannondereならではで、一度買ったらなかなか変えられないフォークやフレームに物凄いこだわりを感じます。

正直ディレーラーなりブレーキなりは簡単にアップグレードできるので、土台がしっかりしているのがとても大事です。

フレームなんか変えられないですからね…

Cannondereはほんとエエもん作りますよ…

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CONTINENTAL GP5000 抜け目なしの超つよタイヤインプレッション

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GP5000。コンチネンタルのフラッグシップタイヤ。

今回は遂に手に入れてしまったGP5000のインプレッションです

はじめに

出た当初は「遂にGP4000S2の後継が出てきたか…」と興味津々でネットの情報を漁りまくりつつも、値段を見て諦めていたタイヤでした。

当時僕が使っていたのはCONTINENTALのUltraSport2でした。

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このタイヤは当時二本セットで4800円で買える破格タイヤなのに、ケブラービードで更にスリックタイヤ。28cでも実測320g前後というコスパ最強のタイヤでした。

 

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今ではUltraSport3に代わりましたが、それでも色あせないコスパタイヤです。

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新製品 ウルトラスポーツ3 発表されました! | ミズタニ自転車株式会社

 

ウルトラスポーツ2の時点で割といいタイヤだったので「これのフラッグシップはどうなるんや…」と夢のタイヤでもありました。

それから早二年。

GP5000を手に入れてしまったわけです。

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タイヤだけでかっけぇ…

公式ではこのように謳われています。

GP4000S2比較で…

転がり抵抗:12%向上

耐パンク性能:20%向上

5gの軽量化(同サイズ比)

名作GP4000S2を超えていくタイヤですよ。この文字の羅列だけでも強い。

ではこのタイヤで実感できた凄さを語っていきましょう。

 

1.軽さ

このGP5000は28cでも公表240g。ひぇぇぇぇぇぇ軽っいい。

実測だとこんな感じです。

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公表値より軽いんですけど。28cでこの軽さって異常ですよ…

もともと使っていた中古のVittoria CORSAの28cでも251gです。

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摩耗したcorsaよりも15g軽いってどんなタイヤ作っちゃってんですかCONTINENTALさん。 

ちなみに有名メーカーの28cタイヤの税込定価と公称重量をまとめるとこんな感じです。

CONTINENTAL GP5000 9020円 240g

Vittoria CORSA g2.0 7730円 270g

Vittoria CORSA SPEED GRAPHENE2.0 13750円 350g

Vittoria RUBINO Pro G2.0 8690円 270g

PIRELLI P ZERO VERO 4s 8000円 250g

 

GP5000…王者の風格を感じます…

 

2.漕ぎ出しが軽いいいいいいいいいいいいい!!!

乗った瞬間わかるんですよ。

タイヤ変える前にも前輪にVittoria CORSA、後輪にSPECIALIZED TURBOつけてたんですよ。外した時の実測値はそれぞれ251g、260gです。28cでこの重量は普通に軽い。

この漕ぎ出しの軽さはもちろんタイヤの軽さから効いてくると思います。

ただタイヤの軽さだけでここまで漕ぎ出しが軽くなるとは思えません。

そこでここですよ。

「GP4000S2比較で転がり抵抗:12%向上」

この謳い文句はホンマもんですね。すげぇ。

 

3.乗り心地までいいィィィィィ

もともとVittoria CORSAつけてた人が感じちゃうんです。

それこそCORSAの乗り心地の良さは僕のロードバイクで体感しているんですよ。しかも23cの細タイヤで。

ただ、「CORSAとGP5000どっちが乗り心地いい?」と聞かれてもスッと答えることはできません。

GP5000は段差を乗り越えた時、ゴム独特なグニグニした感じで乗り越えます。タイヤとしてはむしろグニグニ感は自然です。

CORSAは段差を乗り越えても、まるでサスペンションがついてるかのよう…とは言いすぎですが、スッ…と乗り越えます。これはCORSA独特のコットンケーシングの影響でしょうね。タイヤサイドは保護層はあるものの、ケーシング剝き出しです。

要するに、極上の乗り心地と揶揄されるCORSAにもGP5000引けを取らないんです。

 

4.SUPERグリップ

超グリップ力あります。

実際これは峠の下りですごく感じました。

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狙ったラインを絶対にトレースしますよってタイヤから伝わってきます。

下りのカーブでの安心感が段違いです。

一度僕はオーバースピードで落車したことがあるのですが、このタイヤはどこからオーバースピードになるのかってくらいグリップします。

まぁ落車が怖いのでそこまで攻めませんが…

 

最後に

GP5000の凄さ伝わりましたでしょうか。

まだこれからも使って耐久性や耐パンク性能も見ていこうと思います。

GP5000はクロスバイク乗り、ロードバイク乗りなら一度は試すべきです。

1万円手元にあって何のパーツ買おうか迷っている方。

「このお金ならクランク変えられるなぁ」

「1万円でカーボンシートポストを…」

ちょっと待ってください。

GP5000買ったほうが幸せになります。

騙されたと思って買ってみてください。

後悔はしません。

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2021モデル油圧クロスバイクを独断と偏見で。Bianchi編

2021油圧ディスクブレーキクロスバイクを独断偏見第3弾です。

今回は自転車界隈で圧倒的アイデンティティを獲得しているBianchiです。

Bianchiクロスバイクは、真っ当なクロスバイクBianchiクオリティで作ったC-SPORTシリーズと、Bianchiのこだわりポイントを盛り込んだROMAシリーズがあります。

2021モデルからはROMAシリーズでリムブレーキモデルがなくなりましたね。

時代の流れだ…

まずはC-SPORTから紹介していきます。

目次

 

Bianchi C-SPORT2

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http://www.japan.bianchi.com/category.cgi?mode=category_detail&bik_Code_prm=YQBD3J&big_code=03&mdl_code=

定価69800円

BianchiクロスバイクはこのC-SPORTシリーズが出てきてから、街中でよく見かけるようになりました。

これのVブレーキバージョンに乗ったことありますが、見た目よりも前に進んでいけるフレームです。ジオメトリではチェーンステー長は460㎜で、踏んだ時の反応性は悪そうに見えるのですが、やはり侮れないBianchi

リヤはACERA8速、フロントはTourney3速でシマノ製クランクを装着しています。しっかり平均点はエントリーグレードでも超えていく印象です。

また、ブレーキもしっかりシマノ製油圧ディスクブレーキ。いいですねぇ~

重量は51サイズで11.34kg。エントリーグレードでこの重量は優秀だと感じます。

 

Bianchi ROMA3

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http://www.japan.bianchi.com/category.cgi?mode=category_detail&bik_Code_prm=Q9033-D3&big_code=03&mdl_code=

定価79800円

一見C-SPORTよりもシンプルなフレームに見えるROMAシリーズですが、こいつの恐ろしいところは1 1/8-1.5のテーパードフォークをクロスバイクで採用しているところです。しかもアルミフォーク。フロントの剛性をどれだけ上げたいのでしょうか…

リヤはALTUS8速、フロントはTorney2速です。クランクはきちんとシマノ製。フロント2速に走りのこだわりを感じられます。

チェーンステー長も435mm。攻めの姿勢を感じます。

ブレーキもしっかりシマノ製油圧ディスクブレーキ。安心安全。

僕ならこれ買ったら某オクに出てるARIAのカーボンフォークを入れたいですね~

なんせテーパードフォークをポン付けできるフレームですから…

 

Bianchi ROMA2

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http://www.japan.bianchi.com/category.cgi?mode=category_detail&bik_Code_prm=Q9033-D2&big_code=03&mdl_code=

定価11500円

これもROMA3と同じくアルミ製テーパードフォークを装着しています。強い。

リヤはALTUS9速、フロントはACERA2速です。クランクはきちんとシマノ製。

ただ最初僕はこの仕様でROMA3から3万以上価格上がるのか…って思ってました。

ただやっぱりBianchi。すげぇモンをやっぱりつけてくるんですよ。

ROMA3と外見上大きく変わるのがホイール。Alexrims RXD3というホイールを履いています。

このホイール重量は1550g、更にリム重量が400g、そして定価52000円のホイールを履いてます。

ヤバすぎる。

クロスバイクの完成車にこんなホイールつけてくるんですよ。Bianchi凄すぎ。

そんじょそこらの完組ホイールより軽いホイールが装着されるクロスバイクです。僕のクロスバイクのFulcrum Racing5 dbなんて、旧モデルなので1715gですよ…

11万の完成車価格にもにっこりです。

ブレーキも更ににっこりシマノ製油圧ディスクブレーキです。

これ買える人は純正でもスマイルクロスバイクライフですね~

 

Bianchi ROMA1

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http://www.japan.bianchi.com/category.cgi?mode=category_detail&bik_Code_prm=Q9033-D&big_code=03&mdl_code=

定価135000円

これがBianchiアルミクロスバイクの最高峰…

スピードを意識しまくってるクロスバイクですねぇ。

Alexrims RXD3ホイールに加えてTiagra2×10のドライブトレイン。

アルミクロスフラッグシップにはシマノ製油圧ディスクブレーキと相場は決まってますよねぇ。

更にあえてのテーパードアルミフォークで重量と引き換えに剛性を上げているといったところでしょうか。

ちなみにRXD3はリムハイト30㎜です。チェーンステー長435㎜の直進安定性+リムハイト30㎜による高速域での空力性能の向上で、高速巡航能力最強バイクになりそうです。

高速巡航能力を意識するなら重量よりも意識するところがありますからね。パーツ構成とフレームの意図がよくわかります。

お金に余裕があって、純正でロードバイク並みのスピードを手に入れたい人が買うような感じでしょうね。

 

以上でBianchiの油圧ディスクブレーキ搭載クロスバイクでした。

たまにBianchiの低価格帯はBianchiの味が出てこないとか聞いたりしますが、やはり低価格も抜かりないと思います。しっかり狙った特性を引き出すために、自転車づくりしているのがよくわかります。

自転車老舗の実力がわかるBianchi。いかがでしょうか。

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