冴えないクロスバイクの育てかた

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Verza SpeedオーナーがFELT Verza speed 40 2021モデル独断と偏見で。

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2021油圧ディスクブレーキクロスバイクを独断偏見第3弾です。

今回は僕も現在乗っている、FELT Verza Speed 40です。

今年からベルザスピードも遂に油圧化しました!

今までは機械式ディスクブレーキ…

一応FELTの上級グレードなんだから、そろそろ油圧化しようぜっ…って思ってた矢先に2021モデルが発表され、大興奮でした!

それではベルザスピードオーナーでもある僕の意見を入れつつ紹介していきます。

 FELT Verza Speed 40

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https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/verza_speed/

見た目

正直ベルザスピードオーナーの自分でも、このかなりのスローピングしたフレームは好き嫌い別れるかなぁとは思います。

画像のフレームサイズは51なのでスローピングがかなり強いです。というかシートステイと角度同じってすげぇ。

僕のベルザスピードはフレームサイズ54なので、よく見かけるくらいのスローピングに留まってます。

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僕はこの54サイズの弓なりのフレームのデザインをすごく気に入ってます!

僕の2019モデルと最新の2021モデルでフレームジオメトリが変わらないので、54サイズを買えばこの綺麗な弓なりのフレームが手に入ります!

あっ、ちなみにこのスローピングの強さはちゃんと理由があり、あえてシートポストを長くすることで振動吸収性を向上する狙いがあるようです。

折角ならこの技術+カーボンシートポストをつけた上位マシンを作って売ればええのに…SUPER快適号。割と僕も装着しているカーボンシートポストがしなってるんじゃないかって感じはあります。多分プラシーボ効果

あとFELTといえば「溶接」ですよ。

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ビードの乗せ方が上手い…

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他のメーカーだと、「この溶接微妙だなぁ」とかありますが、FELTはどの個体も綺麗なビードです。

剛性、快適性

剛性は同価格帯だと普通くらいです。

公式HPでは「シートステーのパイプ径を25%ダウンさせ、積極的にシートステーをしならせる技術を採用」といっています。これはFELT FRシリーズのロードバイクで得た技術を使っているようです。

乗り心地がいい理由の一つはこれですね。

ただこれだと剛性を犠牲にしているように見えます。

でも実は踏んで剛性ないなぁとは感じません。

これはフレームの場所によってアルミの厚みを変えて、軽さと剛性を稼いでいるのが一つの要因です。「Superlite buttedアルミニウム」というそうです。かっこいい。

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あと、ダウンチューブとシートステーの間のBBが収まる部分の溶接部分で、剛性を稼いでいるのも要因だと思います。ダウンチューブの太さを上手く生かしています。

この部分は凄く剛性ありそう。

コンポーネント

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https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/tourney/FD-TY710-TS3.html

 

フロントディレーラーはTouney3速、リヤディレーラーはAltus8速です。定番ですね。

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シフターもAltus3×8。シマノのシフターは壊れないし、使いやすいってのがいいですよね。

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クランクはSR Suntour製のものですね。僕もこのクランクがついてきましたが、変速性能は悪くはないですね。ちゃんと変速します。

チェーンはKMC製。僕はKMC推しなのでいいと思います。

BBは普通のスクエアテーパーですね。スクエアテーパーBBは相当いいものを買わない限り、大きな性能差はないです。

ホイール

これは前に実店舗で見た時気づきましたが、僕の2019モデルとの違いはステッカーの有無ですね。

DevoxというFELT系列のメーカーのホイールです。ちなみに重い…

推定ですが、計算したとき出てきた数字は2318g。重いなぁ…

まぁディスクブレーキ車ならホイールの選択肢が多いので、ここは屈せずに!

ブレーキ

ここはFELT頑張ってくれました!

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https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/acera-m390/BL-MT200.html

https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/altus-m370/BR-UR300.html

6万円台でシマノ製油圧ディスクブレーキです!

安心と信頼のシマノはいいぞぉ…

ブレーキパッドの交換も簡単なうえに、パッドはamazonだろうが街の自転車屋だろうがどこでも手に入るのがまた良い…

タイヤ

ここも進化しています!

僕の2019モデルはVittoriaの大物看板の癖に、片輪580gのワイヤービード激重タイヤ…

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対して2021モデルには、価格帯が一気に上がるケブラービードの片輪420gの軽量タイヤ!

片輪だけで160gも変わるとなると、走行性能の差は桁違いです!

加速感が劇的に良くなります!

いいなぁ2021モデル…

重量

重量は11.9kg。Vブレーキモデルが11.5kgなので、重量増はかなり抑えられているんじゃないかなと思います。

ハンドル

これあまり注目されてませんが、Verza speed 40とVerza speed 50でフレームのみならず、ハンドルも差別化されています!

フレームと同じ、部分ごとにアルミの厚さを変える技術がVerza speed 40のハンドルにも使われています!

完成車で快適性を色んなパーツを使ってパッケージングしているのは改めてすごい。

サドル

サドルはセラロイヤルのゲル入りサドルです。

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ゲル入りサドルでも比較的シュッとしたデザインでいいですね!

セラロイヤルのゲル入りサドルは蒸しパンみたいな柔らかさで快適性は抜群です。

最後に

Verza speed 40 2021モデルいかがだったでしょうか。

2019モデルでビッグマイナーチェンジに踏み切ったベルザスピードは、2021モデルで油圧化を果たし、どんどん熟成の域に達しつつあります。

日々の通学通勤で、どこか体が痛くなる…乗り心地の悪さに敬遠してしまう…

そんな悩みを解決しつつ、速さを犠牲にしない。

そこを突き詰めつつ、手ごろな価格帯で完成車を作り上げた完成度の高いクロスバイクだと思います。

Verza speed 40。いかがでしょうか。

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