フラットバーレイダックを組む その3 MAVIC SPECIALE SPORT組みのホイール
どうも。
今回買ったのはビンテージホイール!
めちゃ古のリヤエンド幅126mmのチューブラー用手組ホイールです。
1.細部を見ていこう
さぁこの子はどんな構成で組まれてるのか。
シルバーで統一されたビンテージ溢れる見た目が堪らないっ…!
リム
リムはMAVIC SPECIALE SPORT。
公称重量は400g。
しかし実測は350切ったり切らなかったりらしい。
30年前のリムでその重量ヤバい気もするけど…
まぁ軽いことはいい事だ精神でおっけぃです。
ハブ
ハブはSANSINのOleです。
そもそもSANSINってどこぞのメーカーよってとこですが。
このSANSIN(サンシン)ってメーカーは、かつて長野県の松本市に存在したメーカーです。
今では残念ながら存在しない…
ただMADE IN JAPANなだけあって、30年物でもハブがゴリゴリしてないっ!
ふつーにすごい。
自分のベルザスピードの完成車ホイール1年でハブがゴリゴリになりましたからね。
いやなんでだったんだあれ…
ちなみになんで今回こんなに古いホイールに手を出したか。
さっきも触れましたが、「エンド幅126mmのリヤホイールだから!!」
うちのレイダックはオールアルミフレームの126mmエンドです。
よくある126mm→130mmエンド化は基本的にクロモリフレームや、リヤ三角クロモリのレイダックが可能な加工です。
アルミフレームだと破断のリスクなどがあります。
ってことで126mmエンドのホイールを探さざるを得ませんでした。
ホントは130mm10速カセットフリーで、5700系105構成で組むとかなら慣れてたんですけど…まぁそこは仕方ない。
逆に考えればボスフリー6速でビンテージ感が増すので、よりそれっぽく作れます。
ちなみにカセットは14-26Tのカセットです。
この頃はロー側が23Tとかが主流だったので、26Tが付いてて良かったっ…
これでフロントシングルの望みが残りました。
今知ってるPCD130のナローワイドの最小チェーンリングが46Tなので、ギリ坂にも対応できるギヤ比にできるかも。
スポーク
このスポークどこ…
メーカー不詳です。
ちなみにリヤ
ホシのスポークだったり、不詳のメーカーだったり…
よくわかんない。
2.ついてきた緩衝材代わりのタイヤ
この付いてきてたタイヤ。
片側は思いっきりバースト?した感じにケーシングがわわぁああぁあってなってました。
もちろん使いまわすのは無理ですね。
タイヤ剥がす時もなんか剥離したり…
ひとまず前後外しました。
前後でトレッドパターンが違いました。
下側のグソグソのタイヤはvittoriaって文字がリムとの接着面側に書いてありました。
写真上側のタイヤのロゴ分からないなぁ…
まぁ使えないので処分です。
3.磨こっか
まぁ30年モノのホイールです。
アルミもまぁまぁくすんでます。
そこで今回もまたまた登場。
ピカールです。
レストアはピカールあるとホントにはかどる。
いつもと変わらず3000番のペーパーで磨きます。
左が磨いた後、右が磨く前。
結構変わりますね〜張り切っちゃいます。
…っいった彼が帰ってきたのは5時間後であった。
力入れて擦りすぎて親指が逝った。超痛い。
ただこの努力の結晶がこれですやぃ。
ピッカピカ〜
ただローハイトで横からはブレーキ当たるリム面しか見えないからピカピカ感が分からないっ…
やっぱ30年経ってくすんだアルミがここまで綺麗になるのは、シートポストにしろホイールにしろ嬉しいですねぇ〜
4.まとめ
前々から買わないとなーって思いつつ買ってなかったホイールがやっと手に入りました。
ボスフリーを外す工具を持ってなかったので、スプロケ付きのホイールが手に入ったのはラッキーです。
スプロケの段数、構成がハッキリしたので、やっと変速系も集めることが出来そう。
ただこのホイールもゴリ感がないとはいえ、これからハブのメンテもしないといけません。
って事で次回、ハブのメンテ編です。
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