衝動買いのGOKISOリム手組ホイール
とある日。
いつもと変わらずフリマアプリで自転車パーツカテゴリーに絞って「カーボン」で検索…
1日5回以上繰り返す日常です。
その日も変わらず検索をかけると…
GOKISOのホイールが売ってるじゃないすか…
しかもかなり安い。
ただGOKISOのリムを使ってるけど、ハブがTNIのウイングハブ。
なんか不思議なホイールでした。
ただこんなホイールに惹かれて…ポチりました。
GOKISOやぞ
GOKISO。
この名前を聞くとあひゃ〜〜みたいな顔する人多いと思います。
GOKISOは航空機のジェットエンジンの軸受けも手掛ける、日本の超すごい企業「近藤機械製作所」のブランドです。
2010年からブランドが立ち上がった比較的新しいブランドですが、作るハブの精度やクオリティの高さからニッチなローディーやショップを通じて名を馳せていきました。
例えば最高グレードのチタン製のハブ、60万します。
フラッグシップのロードバイクフレームとホイールが買い揃えられる価格です。
ただこんな価格なだけあって使われてる技術もすごい。
なんせフロントのハブでもベアリング4つ搭載させて、さらに振動吸収機構を持ったハブのようです。
ただ今回はこのハブを使ってないので…
まぁ何にしても最高の品質を最高の価格で提供してくれるスーパーハブメーカーです。
ホイールの細部を見ていこ
リム GOKISO 38mmハイト カーボンリム
リムはGOKISOのカーボンリムです。
いや~、GOKISOですよ…(しつこい)
このリムは2016年とかに出しているGOKISOの完組カーボンホイールのリムのようです。
このカーボン地がそそられます。
いや~やっぱカーボンホイール買った満足感はここにあるっ!
スポーク SAPIM CX-RAY エアロスポーク
手組ホイールはめっちゃ知識が薄いので知らずに買っていたのですが、このSAPIMってとこのスポーク、めっちゃいいスポークらしいです。
破断強度が高く、剛性、耐久性も良いとのこと。
そして恐ろしいのが値段。
1本500円。
いや~恐ろしすぎる。
ちなみに税抜きなので、税込み550円。
このホイールはフロント20h、リヤ24hのハブが使われています。
2つ足して44。
550×44=24220
あびゃ~~
スポークでそこそこの中古完組ホイール買えちゃうよ…
ハブ TNI ウィングハブ
TNIのセラミックベアリング搭載のハブです。
セラミックベアリング地味に初めて…
試しにハブ軸を回すと…
Oh……なめらかを超えてる……
ただフロントは超スムーズですが、リヤは商品説明にも書いてあった通り軽くゴリってました。
ここはまたバラして確認ですかね。
運命の重量測定
ホイールでまず気になるのは………??
そうですね。
重量です。
いくらパーツが良かろうと評判が良かろうと、まず気になってしまうのは重量です。
取り憑かれてるのでしょうね。
ってことで体重測定。
フロント654g
リヤ811g
合計1465g
うわかっる……
手組とはいえ38ミリハイトのセミディープですよ。
ベルザスピードのカーボンホイールは1418gと、これまた軽いホイールですが、あれはリムハイト22mm。
普通に別モンのホイールです。
あとベルザスピードのはディスクブレーキ用だし。
リヤハブをバラす
このホイールのハブはGOKISOではなくTNIです。
割とみんな使ってる。
TNIのハブと言えばエボハブですが、これはエボハブよりグレードの高いウィングハブ。
いぇーい
そんなウィングハブですが、普通に流通してるので分解方法とかもググると出てきます。
助かった〜のむ○ボさんのブログ。
まぁこちらでも一応やり方載せときます。
まずハブの両側に5mmのアーレンキーをぶち込みます。
そうするとハブのどちらかが取れます。
今回はフリー側が取れました。
このフリー側が取れるとフリーも引っこ抜けます。
そして抜けたこのフリー、ラチェット部分は真っ黒です。
これ少なからず回転に影響あるだろうな〜
綺麗にしときます。
ちなみにフリーが抜けた後、今度は10mmのアーレンキーが刺さる穴があるので、フリー側に10mm、反対側に5mmのアーレンキーを挿せば反対側のハブキャップが取れます。
今回は特に触る部分がないので取りません。
さて、フリーのラチェットの爪などを綺麗にしてグラスアップしました。
さっきと逆の手順を踏んでフリーを戻します。
このメンテでちょっとだけゴリ感もマシになりました。
軽くインプレッション
ささっと乗った感想です。
「うぉ加速の伸びが止まんねぇぇえええ!!」
乗り味の硬さは今までのCOSMICよりは硬いですが、バリ硬ってほどではないです。
ただ凄いのが30km/h超えたくらいからの加速。
ここら辺になると加速させずらい感じを自転車から受け取りますが、このホイールはまだいける。
グイグイ加速するって文体をそのまま体現したようなホイールです。
これがディープリム、カーボンリムの暴力…!
もともとBHのARが割とガチガチの硬いフレームだったので、万が一ホイールまでガチガチだったら脚への負担がエグかったのですが、このホイールだと本当にしなやかに進む…!
うちのメインバイクのベルザスピードよりよっぽどこのサブバイクの方が進む()
このスーパーバイクは実家で父親と弟が普段乗るバイクになる予定ってのがなんか面白いですが、このまま家族も自転車沼にぶち落とそうと思います。
総括
めっちゃ良い!
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