CONTINENTAL GP5000 抜け目なしの超つよタイヤインプレッション
GP5000。コンチネンタルのフラッグシップタイヤ。
今回は遂に手に入れてしまったGP5000のインプレッションです
はじめに
出た当初は「遂にGP4000S2の後継が出てきたか…」と興味津々でネットの情報を漁りまくりつつも、値段を見て諦めていたタイヤでした。
当時僕が使っていたのはCONTINENTALのUltraSport2でした。
このタイヤは当時二本セットで4800円で買える破格タイヤなのに、ケブラービードで更にスリックタイヤ。28cでも実測320g前後というコスパ最強のタイヤでした。
今ではUltraSport3に代わりましたが、それでも色あせないコスパタイヤです。
新製品 ウルトラスポーツ3 発表されました! | ミズタニ自転車株式会社
ウルトラスポーツ2の時点で割といいタイヤだったので「これのフラッグシップはどうなるんや…」と夢のタイヤでもありました。
それから早二年。
GP5000を手に入れてしまったわけです。
タイヤだけでかっけぇ…
公式ではこのように謳われています。
GP4000S2比較で…
・転がり抵抗:12%向上
・耐パンク性能:20%向上
・5gの軽量化(同サイズ比)
名作GP4000S2を超えていくタイヤですよ。この文字の羅列だけでも強い。
ではこのタイヤで実感できた凄さを語っていきましょう。
1.軽さ
このGP5000は28cでも公表240g。ひぇぇぇぇぇぇ軽っいい。
実測だとこんな感じです。
公表値より軽いんですけど。28cでこの軽さって異常ですよ…
もともと使っていた中古のVittoria CORSAの28cでも251gです。
摩耗したcorsaよりも15g軽いってどんなタイヤ作っちゃってんですかCONTINENTALさん。
ちなみに有名メーカーの28cタイヤの税込定価と公称重量をまとめるとこんな感じです。
CONTINENTAL GP5000 9020円 240g
Vittoria CORSA g2.0 7730円 270g
Vittoria CORSA SPEED GRAPHENE2.0 13750円 350g
Vittoria RUBINO Pro G2.0 8690円 270g
PIRELLI P ZERO VERO 4s 8000円 250g
GP5000…王者の風格を感じます…
2.漕ぎ出しが軽いいいいいいいいいいいいい!!!
乗った瞬間わかるんですよ。
タイヤ変える前にも前輪にVittoria CORSA、後輪にSPECIALIZED TURBOつけてたんですよ。外した時の実測値はそれぞれ251g、260gです。28cでこの重量は普通に軽い。
この漕ぎ出しの軽さはもちろんタイヤの軽さから効いてくると思います。
ただタイヤの軽さだけでここまで漕ぎ出しが軽くなるとは思えません。
そこでここですよ。
「GP4000S2比較で転がり抵抗:12%向上」
この謳い文句はホンマもんですね。すげぇ。
3.乗り心地までいいィィィィィ
もともとVittoria CORSAつけてた人が感じちゃうんです。
それこそCORSAの乗り心地の良さは僕のロードバイクで体感しているんですよ。しかも23cの細タイヤで。
ただ、「CORSAとGP5000どっちが乗り心地いい?」と聞かれてもスッと答えることはできません。
GP5000は段差を乗り越えた時、ゴム独特なグニグニした感じで乗り越えます。タイヤとしてはむしろグニグニ感は自然です。
CORSAは段差を乗り越えても、まるでサスペンションがついてるかのよう…とは言いすぎですが、スッ…と乗り越えます。これはCORSA独特のコットンケーシングの影響でしょうね。タイヤサイドは保護層はあるものの、ケーシング剝き出しです。
要するに、極上の乗り心地と揶揄されるCORSAにもGP5000引けを取らないんです。
4.SUPERグリップ
超グリップ力あります。
実際これは峠の下りですごく感じました。
狙ったラインを絶対にトレースしますよってタイヤから伝わってきます。
下りのカーブでの安心感が段違いです。
一度僕はオーバースピードで落車したことがあるのですが、このタイヤはどこからオーバースピードになるのかってくらいグリップします。
まぁ落車が怖いのでそこまで攻めませんが…
最後に
GP5000の凄さ伝わりましたでしょうか。
まだこれからも使って耐久性や耐パンク性能も見ていこうと思います。
GP5000はクロスバイク乗り、ロードバイク乗りなら一度は試すべきです。
1万円手元にあって何のパーツ買おうか迷っている方。
「このお金ならクランク変えられるなぁ」
「1万円でカーボンシートポストを…」
ちょっと待ってください。
GP5000買ったほうが幸せになります。
騙されたと思って買ってみてください。
後悔はしません。
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