コストと性能の両取り。Vittoria RUBINO Pro GRAPHENE2.0レビュー
Vittoriaと聞くとみんな思い浮かべるのはCORSA。
あの特徴的なむき出しのコットンケーシングの印象が強いと思います。このタンカラーのコットンケーシングは、どの自転車にも溶け込むカラー。
また、Vittoriaは自転車タイヤで唯一「グラフェン」という、超薄いのに鋼鉄の200倍の硬さの素材をコンパウンドに入れた、聞くだけで凄さを感じるタイヤを作っています。
ただ、Vittoriaがコットンケーシングを使わず、グラフェンの技術を使ってハイグレードタイヤを作ったらどうなるのか…
それが今回紹介するVittoria RUBINO Pro GRAPHENE2.0です!
今回は僕のサブバイクのフラットバーロードにつけてインプレッションしていきたいと思います。
ちなみに今回比較対象にするのは、もともと使っていたVittoria CORSA 23c、そして僕のメインバイクのベルザスピードにつけたCONTINENTAL GP5000 28cです。
重量
ああっ、実測で測り忘れたぁっ…
公式では25cは250g、28cでは270gとなっています。
まあまあ軽い部類。
今まで使っていたVittoria CORSA 23cは242gです。23cに勝てないのは当たり前ですね。
ではCORSA 28cではどうなのかというと、摩耗した状態で251gです。もとは260gくらいだと思います。
フラッグシップモデルと10gほどしか変わらないってすごいなぁ…
ちなみにCONTINENTAL GP5000 28cは実測で236gです。バケモン。なんでCORSAの23cより軽いのよ…
転がり抵抗
さすがに前につけていたのが23cのCORSAなだけあって加速が良くなった訳ではありませんが、28cタイヤでは加速感はかなりいい感じ。
巡航はかなり楽です。
これは多分転がり抵抗の少なさ。
タイヤからくる減速感を全然感じません。
乗ってて凄く楽しかったです。
グリップ
僕は侮っていました。
GP4000S2よりもグリップ感あると言われていたCORSAを使っていたので、28cといえどグリップ感は勝てないだろうなと。
グリップするんですねこれが!
CORSAはグリップしつつも、だんだんグリップが限界につれて下がる印象でした。タイヤのグリップの限界が分かりやすい。
しかしRUBINOはグリップの限界ぎりぎりまで粘ります!
この観点ではGP5000にも似ていますが、グリップの仕方?が違います。
RUBIINOは路面に食いつくという言葉がぴったりのグリップをします。
対してGP5000は路面に張り付く感覚です。極端に言うとタイヤに両面テープがついてる感じ。
なのでグリップの限界はGP5000に軍配が上がりますが、僕みたいな趣味乗りの人から、競技勢の人たちでも使えるタイヤなんじゃないかと思います。
耐摩耗
まだ長距離走らせてないので何とも言えませんが、コンパウンドはロングライフっぽさを感じます。それでもあのグリップ出るのかと思うとびっくり。
あとタイヤ自体すこし厚めですね。それでも28cで270gってこれまたビビる…
最後に
RUBINO PRO GRAPHENE2.0の良さ、伝わったでしょうか。
僕もこのタイヤは侮っていました。
しかし履いて分かりました。これはトレーニング用などとくくってはいけないタイヤだったんだって。
コスパを求める方に期待を上回った性能を提供してくれるRUBINO Pro GRAPHENE2.0いかがでしょうか。
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