冴えないクロスバイクの育てかた

クロスバイクブログ

どうやって速くするよクロスバイク

自転車の改造。速さを求めるか。より日常生活での使い勝手を求めるか。より悪路でのアソビを求めるか。ここに書ききれないくらい出てきます。

僕のクロスバイクは速さ寄りにいじってます。

結構クロスバイクに速さを求める人って多いんじゃないんでしょうか。

通学用にクロスバイクを買ってもらって、いざ学校行ったらつよつよなロードバイクに視線が持ってかれる…その気持ちよーくわかります。経験あります。しかもそいつ同じクラス。

機材で負けても脚で勝つから。

でも折角のクロスバイクじゃないですか。機材にも手を施しましょうよ。

ただやっぱりクロスバイクだからそんなにいじってどうするよとか思うと思いますよね。「そんなに金かけるならロード買えばいいじゃん」

否、場合によってはロードバイク勝てますよ。

要所要所ですが、

例えば10万円のロードバイク 

VS 

5万円のクロスバイク+4万円のホイール+1万円のタイヤ。

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二台とも某G社の有名な自転車ですね。

この場合99%の人がクロスバイクの漕ぎだしの軽さで、クロスバイクが速いと感じてしまいます。

残り1%の人はガチ競技勢で、100kmを平均30km/h出せる人達が、40km/hとかを継続して出したときにロードバイクが速いと感じると思います。このスピードを継続ときはフレームの剛性、空気抵抗などが大きく関わってきます。趣味と競技の壁は思ってるよりも全然高い。

さあクロスバイクを速くしたいそこの君。

 

タイヤとホイールをいじろう。

 

え、他のサイトでも散々見た?いや、これは鉄則なんですよホントに。

駆動系がターニーだろうがアルタスだろうが関係ないんですよ。でかくて回るものは基本的に変化が大きい。

僕みたいに駆動系から変えたって速さに関しての実感はほぼないです。

カーボンパーツで100g軽くしたところで速えぇなんてなりません。見た目だけ。かっけぇって。ただ、それだけ。

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ただそういわれても一筋縄ではいかないですよね。わかります。僕も最初の改造はドロップハンドルへの交換でした。別に速くはならない。感じたのはロードバイク気分。るんるん

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そのあと105(5700)で2×10速化。これは1kgくらい軽くなったので若干漕ぎ出しがよくなったかも…って感じです。半分プラシーボ効果

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でも、タイヤをコンチネンタルのウルトラスポーツ2に変えたのははっきり軽さを実感できました。なんせ片輪200g程度外周部軽量化したわけですから。こりゃあ凄かった。

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現在では新モデルのウルトラスポーツ3になってますね。

日常使いオンリーであればコスパ強めのイチオシタイヤです。

そして時は過ぎ、ついにホイールをFulcrum Racing5 DBへ。これが今まで改造してきた中で一番効果がありました。ホイール変更の効果は別格です。

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(これは最近の写真)

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クロスバイクの完成車ホイールは、ロードバイク界隈で言われる鉄下駄のラインを完全にオーバーしています。前後2000g超えは当たり前。また、ホイールの剛性でも厳しいです。スポークテンションがヘタって落ちるのも何故か早いです。1年乗って、ショップで鉄下駄のスポークテンションを上げてもらった時、予想外の漕ぎ出しの良さにびっくりしました。同時にヘタりもよーくわかりました。

 

僕は自転車を速くするという一点では大きく遠回りしました。そのうえで、クロスバイクで速く走りたいならホイールとタイヤです。皆さんにも、自転車以外でもお金を使う機会がいっぱいあって、自転車にすべてつぎこむのが難しい人がほとんどのはずです。

 

なるべく安く、速く。

 

そのためにはちょっとの我慢で貯金。そしてそこそこのホイールを買う。タイヤを買う。しつこいくらい何度も言ってしまいました。

速いクロスバイクを作りたい人、全力で応援しています。

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