ハンドルバーの長さの話②ハンドルバーの長さで激変する疲労
前回は新車購入時に役立つハンドルバーの長さの話をしました。
今回は購入後走るときに役立つ話をしていきたいと思います。
長距離ライドで活きてくるハンドルバーカット
クロスバイクのを買って長距離をサイクリングしようっと思い走った結果、手首が痛い…という経験はありませんでしょうか。
他にも肩が痛い…腰が痛い…いろいろあると思います。
その中での手首の痛み。
5割くらいはハンドルバーの長さが原因で痛みがでます!
もう5割はグリップが原因。
その中でなぜハンドルバーの長さで手首が痛くなるのかというと、長距離乗ってるときに自分の肩幅にあったハンドルバーの長さでないと手首に無理な力がかかります。特にここ。
長すぎるハンドルバーは手首の内側が縮むようになり、そこからさらに走行中のハンドルに伝わる振動で一気に負担が増えるわけです。
同様に手首の外側は伸びた状態で乗ることによって負担が増えます。
では自分の肩幅に合ったハンドルに買い替えるか。
いえ、ハンドルを切っちゃえばいいです。
パイプカッターでハンドルをぶった切ろう
僕のハンドルは520mmにカットしています。
ハンドルバーのカットに使うのは基本的にパイプカッターです。
僕はこれを使っています。
パイプカッターは、対応するパイプの太さの範囲であれば大抵切れます。しかもすっごく簡単。
これがあれば、ハンドルバーのみならず、フォークのコラム、シートポストなど切れちゃいます。
自転車を改造するうえで一つ持っておくと、のちのち役に立ちます。
ただ、安いパイプカッターは太さの上限が22mmや25mmのものがありますが、コラムカットなどしたいときの将来性を考えると30mm以上が上限のものを買うべきだと思います。
あと、パイプカッターの替え刃が流通しているパイプカッターをなるべく買った方がいいです。
このSK-11のパイプカッターは4~32mmのパイプ径が切断できるうえに、替え刃の流通量も多いですね。
ちなみに「ステンレス用」など書かれているものもありますが、ステンレスが切れるならアルミでもクロモリでもスチールでも切れます。
では今度はどうやってハンドルを切るのかを説明します。
まずは切りたいハンドルをセットします。
そこからパイプカッターでハンドルを一周させるとハンドルに筋が入ります。
筋が入ったらパイプカッターの調節ねじを締めこんで、またハンドルをもう一周。
これの繰り返しです。超簡単。
最後に
ハンドルバーカットの効果とやり方、分かりましたでしょうか。
ハンドルバーカットせずに乗っていた友人が過去に手首の痛みに悩んでいました。
しかし、ハンドルバーカットをしてから痛みが引いたと言っています。
手首の痛みには効果てきめんです。
是非試してください。
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